あらゆる強さを持っている女性

”これから何がモノになるか分かりませんが、やりたいことを追及していきます”
以前、わたしがインターンでお世話になった出版社の編集長が、定年退職する際に言った言葉です。

自分を信じ、その意志を貫ける”強さ”をもつ女性。

思えば私の周りには、同じような芯の強さを持った女性が多くいます。

一人は、海外で自分の伝えたいことを発信し続ける、フリーフォトグラファーの女性。

一人は、世の中で疑問に思ったことを突き詰めるため、単身留学を決意した先輩。

私にとって彼女たちは、こうありたいというロールモデルのような存在であり、目的をもって何かをやり遂げようと努力する”強さ”を示してくれた人たちでした。

また、最初に述べた編集長が皆から祝福されて有終の美を飾れた理由は、その人柄にもあります。

それは、私達学生たちにも分け隔てなく接し、時には自分の文章に意見を求めてくるような、気さくさ。

時には曇りのない正直な言葉でアドバイスをしてくれる、厳しさ。

そして、自分の仕事の時間を惜しんでも、私達の原稿を赤ペンで真っ赤にしてくれる優しさ。

人から信頼され、慕われる人は、他人に対しても躊躇なく自分をさらけ出し、手を差し伸べることが出来る”強さ”があると感じました。

これらの見えない”強さたち”を持つ女性に、私は無意識に憧れの眼差しで見ているのだと思います。

 

自然体で細やかな配慮ができる女性に憧れます

憧れる女性は、男性に媚びを売らない女性です。

突っ張るのは醜態ですが、同性の目に最も「嫌な女」と写るのは、同性の前では無愛想にしているのに、男性が現れるとしなを作って嬌声を上げ「私ってモテるでしよ!」という態度をとる女性です。

本心ではどう思っているにせよ、男性の多くは「この人に恥をかかせてはいけない」と配慮するのか、好きなようにさせています。

そうすると、露骨に「私は美人だから男が放っておかないのよ」と言うのです。

そうした歪んだ男性依存の無い女性に憧れます。

男性にも同性にも同じように細やかな配慮をして自然体で女性らしさを表現できる女性に憧れます。

媚びを売らないというと、最近は変に突っ張る女性を扱ったドラマが高視聴率を叩き出しているようですが、そうした突っ張った女性も嫌いです。

突っ張りは過剰な「女であること」への自意識の現れだと感じるからです。

「女であること」を過剰に意識していない、自然体で細やかな配慮で相手を魅了できる女性に憧れます。